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より適切な抵抗測定を行うためのヒント

ディジタル・マルチメータは抵抗測定の確度をあげるために多くの機能を内蔵しています。残念なことに、これらの機能の多くは使用すると測定時間が長くなります。そのため最適な測定には、確度と測定速度とのトレードオフを考慮して、各タイプの測定誤差とマルチメータに内蔵された機能をよく理解する必要があります。以下に、より良い抵抗測定を行うためのヒントを示します。

トピック

  • リード抵抗に起因する誤差の除去
    4端子抵抗測定法は小さな抵抗を測定するための最も正確な方法です。
  • 熱起電力(多くの場合リード線が原因)に起因する誤差の除去
    異なる金属による熱起電力により、測定回路に寄生電圧VEMFが生じる場合があります。この電圧により測定誤差、R=(V+ VEMF)/iが発生します。
  • 熱起電力に起因した内部誤差の除去
    マルチメータ内部の誤差の除去に、オートゼロが使用されます。
  • 高抵抗測定での誤差
    大きな抵抗を測定する場合、絶縁抵抗と表面のクリーン度が原因で大きな誤差が発生する場合があります。「クリーンな」高抵抗システムを維持するために必要な予防措置を取る必要があります。
  • 出力電圧のクランプ
    接点の種類によっては、抵抗測定のときに材料に印加する電圧を制限しなければならない場合があります。
  • 電力消費の影響
    温度測定において抵抗や温度とともに変化するその他の抵抗デバイスを測定するときは、電圧計が被試験デバイスにおいていくらかの電力を消費することに注意しなければなりません。
  • より良い抵抗測定を行うためのアクセサリ
    Agilentはより良い抵抗測定を行うための複数のアクセサリを用意しています。
  • セトリング時間の影響
    最新のマルチメータには自動測定セトリング遅延を挿入する機能があります。ケーブルやデバイスの容量が合計200pF未満の場合、抵抗測定に適しています。
  • 導通テスト
    Agilent 34401Aマルチメータでは抵抗が所定のしきい値未満であるかを迅速に判断して、導通テストを行うことができます。

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